最近寒くなってきましたね。
こんな日は、お鍋。ちょっといつもと違うお鍋が食べたい。石狩鍋とかいいなと思いつつ、スーパーにお買い物に行ったところ・・・鮭のアラ大発見!!
じゃーん!!北海道の郷土料理に欠かせない鮭のアラ
鮭のアラを見つけて、我々道産子夫婦の目が光ります。
夕方の早い時期なのに、これだけ既に半額シールが貼らさってる…。
よし、今日は石狩鍋だ!!
石狩鍋とは、北海道 石狩地方の郷土料理。
鮭がメインの味噌味のお鍋です。作り方も簡単で、我が家の人気の一品です。
鮭は三平汁やちゃんちゃん焼き…北海道の郷土料理にはよく登場する美味しいスター食材。
石狩鍋には鮭の切り身を使ってもいいけど、我が家は鮭のアラを使ってこってり、旨みがガツンと出したいのでアラ派なのです。
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北海道民に愛される佐藤水産の石狩鍋セット。嬉しいシメのラーメン付き。
家で作った石狩鍋しか食べたことないから、一度「正しい」石狩鍋を食べてみたい!
石狩鍋のレシピ<北海道の郷土料理>
材料(2人分)
- 鮭のアラ 200グラム
- 白菜 1/8株
- じゃがいも 中2個
- にんじん 1/3本
- たまねぎ(又は長ねぎ) 1/2個
- 大根 1/4本
- きのこ類 適量
- 豆腐 1/2丁
- バター 大さじ2
- 昆布 10グラム
- 水 3カップ
- 味噌 50〜60グラム
- 酒粕 50〜60グラム
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ1
作り方
- 鍋に水と昆布を入れて、つけ置きする。
- 鮭は一口大に切り塩を振ってすこしおき、ザルに入れて熱湯をかけまわし下処理をする。
- 野菜を適当な大きさに切る。じゃがいもは茹でて半分に切る。
- 昆布出汁をつくる。出汁がとれたら酒、みりん、味噌を入れる。このとき、味噌は味をみながら入れてしょっぱくならないように量を調整する。
- 鍋を火にかけて温まってきたら酒粕を溶いて入れる。これも味を見ながら量を調整する。
- 鍋が煮立ってきたら白菜の茎、にんじん、たまねぎ、大根などの堅い野菜と鮭を入れて5分ほど煮る。
- 6.でいれた具に火が通ったら、バターを入れる。じゃがいももこのタイミングで入れる。
- 残りの野菜を適宜入れ、火が通ったら完成!!
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石狩鍋の作り方のポイント
酒粕をいれることで石狩鍋の味がしまる!
やっぱり、酒粕を入れると味にぐっと深みが増します
鮭のあらの旨みと、お味噌の味を酒粕がうまくまとめてくれます。
お味噌と酒粕は同じくらいの量を入れるのが我が家の味ですが、それぞれ味見をしながら量を調節したほうが良いと思います。ここだけ慎重に作ってください
必ず鮭は下処理をしましょう
鮭のアラを使う場合は下処理をしなければお料理が台無しになります。笑
鮭のアラはウロコの食感が嫌だと思う人もいると思うので、下処理のときに取り除いたりすると良いでしょう。
他には・・・
- じゃがいもは煮崩れるのが嫌なので、別に茹でて(レンジで蒸してもOK)後で入れています。
- 白菜の代わりにキャベツを入れるのが本場のやり方だそうです。
- お鍋の具は鮭以外はその時に旬な野菜を適当に用意すればいいと思います。個人的には、じゃがいもが石狩鍋に合うと思うのでよく入れます。
- 最後にバターを入れるのを忘れない
石狩鍋のしめはラーメンで
石狩鍋のしめはそれぞれの家庭で色々あると思いますが、我が家はラーメン!
ラーメンの麺は、東京でも手に入りやすい札幌生ラーメンを使います。
お湯で茹でたあと流水でぬめりを落し、石狩鍋で少し煮てから食べます美味しい
東京や内地でも石狩鍋がメニューにあるお店もありますが、石狩鍋は作り方も簡単なのでぜひ自宅で作ってみてください