たち(たらの白子)のお味噌汁のレシピ<北海道の郷土料理>

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北海道の冬の味覚、「たち」。
「たち」が食卓に出ると、「冬が来たなぁ〜。」と感じます。
でも東京の人には「たち」と伝えても何を指すのか通じないですね。北海道だけで通じる名前だと上京してから知りました。

「たち」というのは鱈の白子のことです。
この「たち」には、「真だち」と「助だち」があり、真鱈の白子が「真だち」、スケトウダラの白子が「助だち」といいます。真だちは助だちよりも値段が高く、大ぶりなのが特徴。味も真だちの方がこってり濃厚なような気がします。

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北海道ではこの「たち」をお味噌汁にしたりお鍋に入れたりします。冬によく食卓に並ぶのですが、それは値段が安いからというのもあります。真だちはそこそこの値段がしますが、助だちはとても安いです。安いのに、美味しい。非常に優秀な冬の食材なのです。

東京ではなかなか見かけない食材なのですが、先日珍しくスーパーに「たち」が並んでいたのでお味噌汁にすることにしました
作り方は普通のお味噌汁を作る要領で、たちの火加減さえ気をつければ調理時間もびっくりするくらい短いお手軽な料理です。

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たち(たらの白子)のお味噌汁のレシピ<北海道の郷土料理>

材料(4人分)

  • たち(真だちor助だち)  250g
  • だし汁           600ml
  • 味噌           大さじ2
  • ねぎ           1/3本

作り方

  1. たちをザルに入れ、塩を少量振って軽く水洗いをしてからキッチンバサミなどで一口サイズに切る。
  2. だし汁を鍋に入れて火にかける。沸騰したらたちを入れ、1分程度煮てから火を止める。
  3. 味噌を入れ、沸騰直前まで火を入れる。
  4. 刻んだねぎを添える。

お味噌汁を作るのに大活躍している野田琺瑯の持ち手付きストッカー。
直火OKで蓋付きなので、冷蔵庫にそのまま保存できるのが最高です。

たち(たらの白子)のお味噌汁の作り方のポイント

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  • たちは火を入れすぎないこと。火を入れすぎると固くしぼんでしまいます。
  • お好みで大根などの野菜を具材として入れても美味しいです。

北海道民に愛される「たち」

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「たち」は冬のお味噌汁の具材の代表選手ですが、お寿司屋さんでいただく真だちのお寿司やたちポンもまた美味しいですお寿司でいただくのは助だちではなくほとんどが真だちですね。
また、北海道の回転寿しは寿司ネタのレベルが高いので、回転寿しでも美味しい真だちのお寿司がいただけます冬に北海道へ旅行する機会があったら、ぜひ「たち」を食べてみてください。

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